2025年11月18日火曜日

第4話”消えた幼児(1994):ジョン・マッデン監督作品
前後編合わせて4時間余り、毎週オンエアに良く作れるものだと
不思議に思っていたら
此のシリーズ英国でのオンエアは年に1本。流石の丁寧な作りに納得。

此の回も先のオンエアの1年後、前回でヘレン・ミレン演じる
主人公ジェーン。テニスンは既婚者の法学者との不倫の決別の
性行為に妊娠してしまう。
だいたい警視が不倫するのも有っては成らない事だから
彼女は堕胎を選ぶ。

此れを伏線として此の回は幼女誘拐の事件の捜査が始まる。
タイトル通り”第一容疑者”として前科のある者が逮捕され
そのアリバイ崩しが、今回の展開。
事件のあった当日の彼の妻の証言に
誘拐された娘の母親の面通しで”第一容疑者”は
クロと断定されるが、矛盾するようにアリバイもあり
留置所から釈放される。
此処で犯人の過去の性癖・幼女性愛嗜好が暴露され
しかし、怯えた彼の妻の証言でアリバイ覆され彼は再び逮捕されるが
その輸送地中で逃亡し自宅に戻り妻と娘を人質に立て篭もる。

此の幼児殺しという設定に堕胎したばかりの
主人公ジェーン・テニスンの負い目が否応無しに絡む。
こんな”凄まじい設定”をTVドラマに仕込む英国の文化が凄い。
一筋縄では終わらない此のドラマ、例によって意外な結末が
・・・。
再放映がJ-COM BS今週の土曜日18:30からあるので興味のある方は是非!







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