ストリップBGMの世界#18
心だけ愛して 山崎ハコ
その昔、彼女のプロモーション・フィルムを頼まれて
地方のライブ・ステージや汽車移動の途中
そして現地の木造小学校の校庭でと彼女を撮影した。
”暗い”という彼女のイメージは当時のマネージャーが
でっち上げたもので、当人は至って普通の女の子だった。
しかし彼女の詩の世界は、何れも人間の本質に迫るものばかり
こんな少女の何処に?という謎めいたものを感じた。
この曲をストリッパーがステージで使ったか?は
確かめては居ないが、もし此れで一枚づつ
衣装をゆっくり脱いで行ったら、
さぞかし客席は静まり返った事だろう。
その現場こそは、正に人間の哀しい”性”なのだから。
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