2017年7月20日木曜日

「ハウス・オブ・カード 野望の階段」シーズン- 4
新しく始まった「SHERLOCK」も凄いが
コチラも更に凄い事になっている。
なんとケヴィン・スペイシー演じる主人公の大統領が
選挙戦の最中、銃撃されて肝臓が破損
命が危ないという展開なのだ。
これまで二人三脚でやって来たというか
必要なら人殺しも厭わない”マクベス夫婦”が
悪知恵を出し合って、やっと手に入れた
大統領の椅子だが、女房はファースト・レディでは
満足せず、自分が、そこへ座りたくなったという訳だ。
そうなると夫の選挙戦を応援するどころか
様々な手段で相手候補が有利になるように妨害。
そして、いずれは自分が大統領にと・・・。
しかし、そこに、飛んだ邪魔が入る。
彼の自伝を依頼された作家が、
彼らの秘密を知りすぎたために、ハメられて刑務所に。
それが司法取引で出所、彼を恨んで暗殺を目論む。
それを阻んだ側近は撃たれ即死、此の側近を
前回から丁寧に描いて居たので、此の哀れさに泣ける。
他にも主人公に忠誠を誓い、命を張って消えて行く
男たちの何と多い事・・・。
日本ならさしずめ葉隠精神、武士道か?
ところが女といえば、夫が撃たれて危篤状態だというのに
妻は、その命を心配するそぶりだけ、裏では
此れをチャンスと、無能な副大統領を影で操り
対ロシア外交に強引に口を出す。
いくら男女同権の米国でも、此の女房とんでもないと思ったら
エグゼクティブ・プロデューサー=ロビン・ライト
女優兼製作とタイトル・ロールにと出ていた。
ケヴィン・スペーシーにロビン・ライトの2枚看板
さすがスター・システムの米国映画界と納得。
とにかく相手の弱点を探し、とことん有利なカードを
取ろうとする陰謀渦巻く弱肉強食政治の世界。
「SHERLOCK」とは又別のドンデンに次ぐドンデン返し
こんな面白いシナリオが、どうして書けるのだろう。
早く続きを見たいとワクワク、何と1週間の長い事。
此の英米2つのプログラムは、もうとっくに
劇場用映画のレベルを超えて居る!

0 件のコメント:

コメントを投稿