2017年7月18日火曜日

「SHERLOCK」シーズン4 #2”臥せる探偵”
再開した此のシリーズ
これまでのスンナリした話の展開を
見事に裏切る面白さだ。
だいたいワトソン君の結婚相手の女性がフリーのスパイだったのに
子供まで作っちゃうというのもビックリしたが
更に前回のラストで彼女が殺されてしまうんだから
まあ、観てる方も安心できない。
彼女を命がけで守ると言ったシャーロックとワトソンの関係に罅が入り
今回の導入部は
シャーロックがコカインの精製プロを雇い、完全にイッちゃって
幻覚の中にいるという設定。
その最中、シャーロックがコイツは怪しいと睨んだのが
”シリアル・キラー”と自他共に呼ばせ
自社のシリアルのCMにまで出ているいる資本家。
だが裏の顔は殺人鬼。これを怪優トビー・ジョーンズが演じる。
彼は自分が経営する病院で自然死を装って大量殺人してるのだ。
(現実にモデルが居るらしいから怖い!)
その娘がシャーロックに父が変だと相談に来たのだ。
その娘から幾つかののヒントを貰いシャーロックは対決する。
しかしシャーロックは薬中毒で正常ではないという
相手の罠にはまり、ワトソンに殴られ入院させられたのが
その殺人鬼が秘密の出入り口を設計した病院。
彼は点滴の最中に殺人鬼に口を塞がれ絶体絶命。
そこへワトソンが駆けつけ・・・と云うのがクライマックス。
普通なら此れでメデタシメデタシで終わるはずが
とんでもないドンデン返しに次ぐドンデン返しで
何が何だか分からなくなる程、
今回の事件には裏があり
それは前回のワトソン君のプラトニックな不倫にまで
繋げられていたのだ。
オイオイあんた其れはないだろうと
観るものは、とことんコケにされる。
とにかくカーテン・コールに、何度もアンコールしてくれる
コンサートの様で楽しめるのだが、疲れる。
今回、シャーロックには兄の他に実は妹までいて
その彼女がドラマを引っ掻き回し面白くしているのだが
最終の予告には宿敵モリアーティまで登場
ひょっとしたら殺されたはずのシャーロックの愛人も出るかも?
とにかく油断も隙も無い"SHELOCK"なのだ。







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