2014年11月6日木曜日

展示計画:その9
ポスターのバウハウス形式について
此のタイプは所謂バウハウス・スタイルと呼ばれるもの。
それは1919年にドイツで設立された
工芸、写真、デザイン等を含む、
美術と建築の総合教育の学校で
その合理性に基づいた自由な発想の創造理念は
当時台頭して来たファシズム・ナチスの弾圧に
僅か14年間で閉校に追い込まれたが
今なお現代の建築・美術・デザインに
強い影響を与えている。
一応、ワタシは武蔵野美術大学の、そのバウハウス・ゼミナール
通称”バウ研”に入っていたので、学生当時は辞書片手に
英語で書かれた分厚い研究書の翻訳に追われていた。
それから45年、此の度の開催ポスターを
そのオマージュも込めてバウハウス形式で作ろうと。
ドイツ語は元より滅多に書かない英語の文を
Google翻訳でレイアウトしたものの
皆さんご存知の様にGoogle翻訳はモロ直訳だから
何となく文章として変、丁度その時
道路向かいの床屋さんからピアノの音が・・・。
ひょっとしたら床屋の娘さんが嫁ぎ先のロンドンから
里帰りしているかも?と尋ねたら、ピンポ〜ン
「ハイ!お易い御用です」と翻訳を添削して下さった。
まあ、文の中身はウサミー・デイヴィスJrという名前の
解説をしているだけで大した意味も無く
それに誰も英語の文など読まないだろうが
会場は浅草・雷門前、やたらと外人観光客が多い処だから
間違っていると恥ずかしいものね。

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