アメリカン・ニュー・シネマ
1960年後半から70年にかけて起こった
米国映画の新しいタイプの作品のブームは
停滞していた、それまでのハリウッド映画を
根底から覆すものであった。
「俺たちに明日は無い」「ワイルド・バンチ」そして
昨日の「明日に向かって撃て」と何れもラストは
ハッピーエンドではない。
泥沼化していたベトナム戦争の影響か?
正しいものは負けないという大国の論理を否定している。
権力に歯向かい挫折して行くヒーロー&ヒロインの
心情を丁寧に描き、感動させるだけでなく
当時の政治情況まで映していた。
此れ等の作品は私の青春時代と重なり
その1つ1つが
ほろ苦い想い出とともに記憶に残って居る。


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