2014年3月19日水曜日

ジョージ・ロイ・ヒル作品集
昨日のロバート・レッドフォードをスターダムに押し上げた監督
ジョージ・ロイヒルは晩年パーキンソン病を患ってしまったので
監督として高名な割りには作品数が少ない。
それでもアメリカン・ニュー・シネマの先駆けとなった
「明日に向かって撃て」の躍動感
「スティング」や「スラップ・ショット」の娯楽性
そして「ガープの世界」の斬新さは
彼ならではもの。
何れの作品でも共通して描いていたのは
時代と共に消えて行く、物への愛着に人へのオマージュだ。
それがそれを知る者には溜まらない感動を誘う。
アメリカ映画史に輝く作品を此れだけ残せるなんて
なんて素晴らしい監督なんだろう。
今はもう居ないがポール・ニューマンをレッドフォードが
訪ねて行った何年か前のドキュメンタリーで
二人はロイ・ヒルを本当の天才だったと惜しんでいた。


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