ピンク・パンサー・シリーズ
1963年に「ピンクの豹」でスタートした此の映画
”ピンク・パンサー”と異名をとる世界屈指のダイヤを
デビット・ニーブン扮する怪盗が盗む物語だったが
それが準主役のパリ警察のクルーゾー警部の人気が一人歩きして
彼の主演でシリーズ化された。
つまり「相棒」等が真似してる”スピン・オフ”映画第一号という訳
突然飛びかかる彼の使用人のケイトー役のアジア俳優や
クルーゾーに苛立つ上司のドレフェス役のハーバート・ロムが絡み
お約束のギャグ満載のコメディは映画館が揺れるほど観客を湧かした。
それに付けられたヘンリー・マンシーニの音楽も楽しかった。
すべては「ティファニーで朝食を」の監督
ブレイク・エドワースの仕掛けだったが
ピーターとソリが合わず1978年にシリーズは打ち切られた。
後に違うクルゾー警部でリメイクされたが
面白さは、本家に敵うはずもなかった。
此れは映画とは関係ない余談だが
かなり昔、TVの寄席中継で
ピンク・パンサーを使った動物芸人が居て
余りにリアルに動くので驚いたが
最後に、ピンクのぬいぐるみの中に
チンパンジーが入っているのをバラした。
此れを覚えていた私は2、3年後に
某企業のエアコンのCMに猫の悪臭まで取るというのを
猫のぬいぐるみを作り、
探し出した其の芸の出来るチンパンジーを入れた。
今ならC.Gで簡単に出来る事だが
立ってウロウロする猫は、やたら面白かった。
其のCM、オンエアも短く、誰も覚えていないだろうが
何処かに、まだ在ったら観てみたい。
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