2013年8月16日金曜日

昨日と同じくYouTubeにリンクした此の曲は
やはりカントリーだと思うが私は初めて聴く曲だ。
”ロング・ブラックリムジン”とは日本で云う霊柩車の事。
アメリカ映画で葬式の場面に良く出てくる黒い大きな車だ。
自分を捨てて町を出た彼女が、
その車に乗せられて帰って来たという切ない歌だ。
カントリーのテーマにしては重い曲だが
小坂一也が気に入ったのだろう
彼らしく熱い想いを静かに歌って
聴くものを感動させる。
此のコンサートはカントリー好きな、なぎら健壱に
呼ばれて小坂一也は特別ゲスト出演らしい。
伴奏の400マイルのイントロに、照れながら登場し
大スターらしくない控えめな彼の姿勢が素敵だ。

カントリー・ミュージックの歌詞は
昔から”テネシー・ワルツ”が失恋の歌であるように
ドラマチックな内容を持っている。
たった3〜5分の間にちゃんと物語性が有るのが凄い。
日本でも演歌の吉幾三が此の路線で
「と・も・子」等、面白うて、やがて哀しきが巧い。


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