逃亡者 - ピート・ルゴロ
矢島正明の「正しかるべき正義も・・・」の
ナレーションで始まる此の海外ドラマは
アメリカでは1963年から67年まで放送され
驚異的な高視聴率でシリーズは4年間も延長され
日本でも吹き替えの睦五郎の声も人気が出て
最終回は50%の全米記録を持っている。
映画館から客が遠のき、茶の間のテレビ人気で
テレビ局関係に良い人材が集まり育って来た時代であった。
此の音楽は歌手のジーン・クリスティが在籍した
スタン・ケントン楽団でアレンジを担当していた
ピート・ルゴロというイタリア系作曲家が担当したもの。
彼はトランペッターだったので、此の曲でも
イントロで、その高い音色が炸裂するのに特徴があった。
そのストーリィは
今なら、ネット・ワークが発達しているから
いくら広い米国本土と云えども
逃亡犯が4年間も逃げのびる事は不可能だが
当時は、不自然に感じなかった。
だから現代にシチュエーションを移した
ハリソン・フォード主演の劇場映画の新作は
ジェラード刑事を演じたトミー・リー・ジョーンズは
(缶コーヒーCMの宇宙人ジョーンズ氏)
アカデミー助演男優賞を取ったが
設定に無理があり面白く無かった。
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