おやじの唄:小坂一也 ☜クリック!
此の曲も今回の小坂一也特集で見つけたものだが
吉田拓郎のカヴァーらしい。
「旅の宿」のB面の曲で当時は話題にもならなかったが
此の歌に自分の父親を重ねる人は多い。
小坂の父親は、どんな人だったか知る由もないが
吉田のそれより、ゆっくりのテンポで歌われると
昭和の日本の父親像が懐かしく浮かび上がる。
おやじが全てだなんて 言いませんよ
僕一人でやった事だって 沢山ありましたよ
一つだけ言ってみたいのは
おやじが 人を疑うことを 教えてくれたこと
おやじは 悲しいくらいに 強い人でしたよ
おやじが全てだなんて 言いませんよ
僕一人でやったことだって 沢山ありましたよ
一つだけ言ってみたいのは
おやじが 人を裏切ることを 教えてくれたこと
おやじは 泣きたいくらいに ひどい人でしたよ
おやじが全てだなんて 言いませんよ
僕一人でやったことだって 沢山ありましたよ
一つだけ言ってみたいのは
おやじが 人を愛することを 教えてくれたこと
おやじは みじめなくらいに ひとりぼっちでしたよ
おやじが全てだなんて 言いませんよ
僕一人でやったことだって 沢山ありましたよ
一つだけ言ってみたいのは
おやじが 生きると云うことを 教えてくれたこと
おやじは やるせないくらいに 精一杯でしたよ
僕一人でやった事だって 沢山ありましたよ
一つだけ言ってみたいのは
おやじが 人を疑うことを 教えてくれたこと
おやじは 悲しいくらいに 強い人でしたよ
おやじが全てだなんて 言いませんよ
僕一人でやったことだって 沢山ありましたよ
一つだけ言ってみたいのは
おやじが 人を裏切ることを 教えてくれたこと
おやじは 泣きたいくらいに ひどい人でしたよ
おやじが全てだなんて 言いませんよ
僕一人でやったことだって 沢山ありましたよ
一つだけ言ってみたいのは
おやじが 人を愛することを 教えてくれたこと
おやじは みじめなくらいに ひとりぼっちでしたよ
おやじが全てだなんて 言いませんよ
僕一人でやったことだって 沢山ありましたよ
一つだけ言ってみたいのは
おやじが 生きると云うことを 教えてくれたこと
おやじは やるせないくらいに 精一杯でしたよ
作詞 作曲:吉田拓郎
私の父は早く死んだので、幾らも記憶が少ないが
それでも拓郎の父親の様に完璧な人では無かった。
戦前戦後の大変な時期、子供7人を食わせるのに
必死だったのだろうが
商売の事だけしか頭に無く、やたらカッカしていた。
直ぐ上の兄がピッチャー&4番で少年野球で負けた時も
落ち込んでいる彼を慰めるどころか、本気で怒り
私は子供ながらに、こういう時、優しくしてやるのが
父親というものだろうと思ったものだ。
それでも私が絵のコンクールで賞を貰ったときは
私を連れて近所の絵描きに見せに行き、嬉しそうだった。
その父が死んだ年齢もとっくに過ぎた私は
似ていないと思っていた、その顔に段々似て来たのが
不思議だ。
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