2022年9月7日水曜日

「アストリッドとラファエル文書係の事件録」
それにしても此のシリーズ覚え憎い題名だ、
視聴率が欲しければ、もっと解り易いのにすれば良いのに。
それと前2回は前後編に分けていたので
2週分を録りためて見ていたら
今週は何と1話ずつ完結とフェイントをかまされた。
それでも、どちらも面白いから続けて観たけど。
まず第5話”ミッシング・リンク”
自然史博物館の恐竜の骨の下でタトゥ&ピアスの女が
死体で発見される。
現場に連れてこられた自閉症の文書係アストリッドは
状況を見て、溺死と判断する。
しかし博物館にはプールは無いし、監視カメラに彼女が
博物館の外を歩いている映像が残っていた。
では何故溺死なのか?は、後に分かるとして
何故殺されたかが、警視正のラファエルの追跡で分かってくる・
恐竜好きの私には巨大な恐竜の骨が
次々と画面に出てくるだけでワクワク。
そして、それには競売で大金が絡む事もあって
そちらの盗難事件と思わせて実は・・・が今回の鍵。
それに、今回はアストリッドが意外にも日本食マニアで
何度もパリの日本食料品店が出てくるのが楽しめる。
彼女は、どんな和食を作るのかな?

第6話”閉ざされた部屋”

題名通り、此の事件は部屋の内側から鍵のかかった密室で

青酸カリでの自殺と見做されるが、

現場を見たアストリッドはウイスキーに入った

冷蔵庫の氷に仕込んだ青酸カリの殺人と見破る。

被害者は売れっ子推理小説家、でも

若い時の火傷による顔の破損で人嫌い

つまり覆面作家である。

しかし彼には密接に付き合っていた友人の小説家がいたのを

警視正のラファエルが付き止める。

此方は平凡な恋愛小説家。

此の二人は訳ありの様子、過去に何があったかが此の殺人の鍵。

アストリッドのサバン症候群から来る恐るべき記憶力は

パソコンよりも優れていて、

此れまでの警察の過去の様々な事件データの中から真実を探し出す。

手がかりは部屋の中にあった古いタイプライター。

そして、アストリッドが見破る、その小説家の文体。

事件の謎解きは彼女にとって、パズルや知恵の輪と同じなのだ。

レインマンのダスティン・ホフマンみたいなアストリッドの仕草や

何を考えているか分からない虚な目つきが魅力だ。




 

0 件のコメント:

コメントを投稿