2017年9月9日土曜日

グラチャン・バレー対ブラジル戦
前回のロシア戦では190cmの壁を越えることは出来なかった。
しかし昨日のブラジル戦は、セッター富永こよみのトスが冴え
コンビ・バレーで相手の高いブロックを振りきり
新鍋理沙や内瀬戸真美の相手の穴を読んだ頭脳プレーで
着々と点を重ね、第一セットからリード。
”何だか今日はイケそう”と私はFBに書き込んだ(笑)
しかし2セットは終盤で追い込まれ逆転。
それでも、負ける気がしなかったのはメンバー全員の気迫。
特に荒木絵里香や鍋谷友理絵のガッツに勇気付けられた。
何より今回、宮下遥の怪我で急遽、正セッターとなった
富永こよみの勝負魂・勝ちへの執念は
トスと見せかけて自ら2アタック、サーブ・ポイント
そしてレシーブと目を見張るものがあった。
まさに監督・中田久美の現役時代のそれであった。
世界の壁は高い!東京オリンピックまでに
それを越える対策はないか?
その答えが昨日の試合に出ていたように思える。
とにかくサーブ・レシーブを拾ってAパス。
セッターは動かず相手のブロックをかわす位置にトスを上げ
1枚になったブロックを利用したブロック・アウトやフェイントを
状況判断でランダムに使う・・・といった攻撃。
でも、それはデータ・バレーの今、パターン化すると通用しない。
昨日の2セット目がそうだ。
でも粘り強く此れを続ければ、自ずと勝利への道は見えてくる。
今のメンバーに、エース長岡望悠と古賀紗理那が
怪我から復帰すれば、更に面白い作戦が立てられるだろう。
監督・中田久美のバレー人生の総まとめは
三年後の東京オリンピックなのだ!




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