2016年4月17日日曜日

国籍不明の服
私は文化人類学に興味が有り
その手の本や番組は録画して良く観ている。
かなり以前、まだEテレが教育テレビだった頃
ハーフ美人の民俗学教授が、衣類や家の装飾にみる
ケルトからルーマニアそして北米エスキモーに連なる
意匠の共通点を指摘していた。
タイやラオスの山岳民族の衣装と
中南米のインディオ達の民族衣装は
目も眩む程の極彩色の刺繍で驚く程似ている。

まあルーツは顔も同じ”モンゴロイド”だからネ。
と前置きが長く成ったが
今日の1品のシャツは表参道の古着屋で見つけたもの。
全体ではメキシコとテキサスをミックスした
テックス・メックス風カウボーイ・シャツに見えるが
模様だけ見ればバルカン半島か
スペイン、ポルトガル辺りの農民が
ワイン畑で着ている様なカンジもある。
人間の血液と同じ様に、祖先から伝わる
民族模様から人種のD.N.A.が辿れると
その美しい教授は云っていた。
その内、外国映画かBSの旅行番組で
此んな模様が出て来て国が判るかも知れない。

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