Guatemala Rainbow
かなり昔の事だが、
”モンゴロイド”の顔を追って
ブータンやモンゴルへ取材に出かけていた頃
ブータンやモンゴルへ取材に出かけていた頃
洋書屋で此の写真集を観て衝撃を受けた。
”グアテマラの虹”と呼ぶには
余りにも過剰な色彩の洪水。
グアテマラは発展途上国
グアテマラは発展途上国
恐らく食料も不足していると思われる彼等が
何故、此の様な衣服に身を纏っているのか?
確かめたくて北アメリカ大陸の窄まった部分
メキシコの下の、その国へ行ってみた。
治安が良くないという噂は本当で
都会は、それほどでも無かったが
奥地に入ると原住民は排他的で
そのカラフルな衣装とは反対の険しい目で
我々観光客を見ていた。
時期が新年を迎え、彼等に祭りが有るらしく
晴れの日で普段より男女皆、着飾った姿は
此の写真集以上の艶やかさであった。
彼等は日焼けして、顔こそ浅黒いが
モンゴロイドだから顔付は同じ
しかし我々日本人の色彩感覚とは違う
感情や欲望が弾けた様な派手さに圧倒された。
後で解ったが、アジアのタイやベトナム
奥地の少数民族の衣装の色彩に
グアテマラとの類似性が多く見られるのだ。
奥地の少数民族の衣装の色彩に
グアテマラとの類似性が多く見られるのだ。
モンゴロイドが、アジアからアメリカ大陸へ渡り
”インディアン”と呼ばれ、南へ下り
”インディオ”となり南米の先へ行き着くまで
スペイン人やアフリカ系黒人と混ざっても
その色彩感覚は血(D.N.A.)として
受け継がれたと言う事なのだろうか?
此の下の男たちの衣装を、そのとき私は買って来て
たまに着ているが、流石に外には出て行けない(笑)
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