2015W杯女子バレー 対中国戦
前回のアメリカ戦での失敗を冷静に受け止めたか
監督・真鍋政義は此の中国戦で全日本のメンバーを
ほぼレギュラー6人に戻し、キャプテン木村沙織に
総てを託した。
木村はアタックこそ決まらなかったが
レセプションは完璧にこなし、攻撃は
自分の分身の様な古賀紗理奈と長岡望悠にゆだねた。
それは全日本のエースとして華やかな地位を
持ち続けた木村にとって辛い事では有るが
自分にサーブを絞らせて置けば、古賀や長岡が
自由に攻撃し易く成る事が解っての事。
日本が勝つ為の実に潔い決断であった。
既に監督・真鍋よりも彼女の方が
遥かに今の全日本の実力を解っての決断である。
さて、その対中国戦の試合の結果だが
予想した通り、中国の大砲シュ・テイの勢いは
遺憾とも止める事が出来ず、試合内容は3:1と
負けてしまった。
それでも好調な古賀紗理奈に、的確な長岡望悠の
攻撃は見事に決まり、1セットは捥ぎ取って敵に一矢報いた。
2人は前夜のアメリカ戦から反省、アタックを修正していたのである、
しかし負けは負け,リオへの切符は今回の大会で
全日本は得る事は出来なかった。
次は来年の5月の世界大会でのチャンスを狙うしかない。
それまでに全日本は更なる力を付けないと行けない。
今回,遅れを取った迫田さおり、石井優希。
怪我でコートにも入れなかった江畑幸子にルーキー宮部愛梨
それにミドルの荒木絵里香など全日本のプラス要員を
何処まで揃えられるが、その鍵と成ろう。
最後に俯いて円陣を組んで涙ながらに全員に伝えた
キャプテン木村沙織の言葉は一体何だったのだろう?
キャプテン木村沙織の言葉は一体何だったのだろう?
今は只、私が云えるのは
”お楽しみは此れからだ”
頑張れ全日本女子バレー!
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