2015W杯女子バレー 対アメリカ戦
いよいよW杯もクライマックスの2試合
まずは対アメリカの昨夜
全日本女子は米国最強のアタッカー、ヒルを
サーブで責め、押さえ込み1セットを奪った。
此の試合に焦点を合わせて調整してきた
スタート・メンバー6人に散らした宮下遥のトスが
嘘の様に決まって、此れはイケるか?と思われた。
そして2セットの前半までは
優位に試合を運んでいたが
流石のバレーの神様と呼ばれる名将カーチ・キライ、
1セットは日本のデータを集めていたか?と
徐々に全日本の攻撃が読まれはじめ
木村沙織と古賀紗理奈のコースには必ずディグが入り
アタックが決まらなく成る。
しかもサーブで木村が狙われ、レシーブが乱される。
監督・真鍋は何を思ったか、背の低い内瀬戸真実など
データの無い全日本女子Bチームを入れる。
しかしデータは無くとも、BチームはBチーム
それぞれの身体能力はスタートメンバーには劣るのだ。
此れまで全日本が得意として来た攻めるサーブの
お株を奪う様なアメリカの強いサーブが決まり出しては
成すすべも無く,予想通りの”高いアメリカ”に圧倒され
!:3で、あっけなく勝負は付いてしまった。
良く云われる事だがスポーツはメンタルが大事
自分たちの得意な部分を封じられた全日本の焦り
そして心の支え木村沙織の存在を無くして
繋ぎまで滅茶滅茶に成ってしまったのだ。
私の個人的な意見だが,監督・真鍋は何故
あれほど早く木村を交代させる必要が有ったのか?
彼女はキャプテンとしてチームの要。
打たれても立ち直る力が有るアスリートなのだ。
アメリカのエース・ヒルが1セットで
交代させられたのを監督・真鍋は意識したか?
それに負けたから云うのでは無いが
彼の交代選手の選び方、そして、そのタイミングの遅さ
総てが米監督カーチ・キライと比べて負けていた。
それは試合後,何故ワタシは代えられたのか?と
自問自答していた木村沙織のコメントに象徴される。
そして決して調子は悪く無かった
古賀紗理奈、長岡望悠の試合後の
悔しい表情に現れていた。
はっきり云って監督・真鍋の采配ミス。
一番、慌てていたのは選手では無く監督だったのだ。
”此んな素晴らしいメンバーで試合出来るのが嬉しい!”
と云っていた古賀紗理奈
彼女たち選手全員のヤル気は充分なのだ。
だから監督の彼に落ち着いて采配して貰わないと、
おそらく今日の中国戦も同じ結果に成るだろう
・・・なんちゃって。
頑張れ全日本女子バレー!
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