2014年5月15日木曜日

リノ・ヴァンチュラ出演集
そんな訳で鼻の大きな俳優続きで此の人。
独特な鼻の形は役者に成る前
レスリングをしていた経験からか?
なんとヨーロッパ・チャンピオンに成った事も有ると云う。
生まれはイタリア、生ハムの美味しいパルマ。
幼い頃、家族と一緒にパリに移住。
デビューはジャン・ギャバンの「現金に手を出すな」
私が彼を最初に見たのは
「死刑台のエレベーター」の刑事役
出番こそ少なかったが、鋭い目付きが印象に残った。
そのキャラクターはギャングか警察ばかりではなく
アラン・ドロンと組んだ「冒険者たち」ではカー・レーサー。
彼を引き立てる格好良い役だった。
無骨で男らしい男を演じさせたら
ジョン・ギャバン亡き後、フランス映画を
背負う程の逸材だったが、
早め(68歳)に亡くなってしまった。
日本では未公開の作品も多いので
何時かDVDにでもなって貰えないか?
それでもジョセ・ジョバンニ監督「ベラクルスの男」の痛快さ
ロベール・アンリコ監督「ラムの大通り」での
憧れの女優(ブリジット・バルドー)を追う男のロマン。
ルルーシュの「男と女の詩」での粋な老ギャングは
いつまでも忘れ難い。
此処に以前”キネマ通り”に載せたものを追加。


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