2013年8月6日火曜日

名探偵ポワロ  - クリストファー・ガニング

昨日の「刑事コロンボ」の海外TVドラマの流れで
今日は「名探偵ポワロ」
ご存知アガサ・クリスティ原作のシリーズだが
毎回、美しい映像とレベルの高い演出に
見入ってしまう。
特にオープニングのタイトル・アニメーションの
完成度は此の手のものでもトップクラスだろう。
原作に描かれた時代”アート・デコ”の様式を忠実に再現している。
そこに流れるのがクリストファー・ガニングの作曲に依る此の曲。
あまり彼の情報は少ないが英国を中心に活躍している人で
マリオン・コテャール主演の「エデット・ピアフ=愛の讃歌」等にも
オリジナル・スコアを書いているらしい。
どことなく寂しげなアルト・サックスはスタン・サルツマンという
ジャズ・プレイヤーの演奏。
ところで
ポアロを演じている俳優デヴィット・スーシェだが
ベルギー訛りの探偵という設定に彼の個性が
余りにもハマッているので、他にポアロを演じた
名優ピーター・ユスチノフやアルバート・フィーニーの陰が薄く
映画化された「オリエント急行殺人事件」等
劇場用よりTVドラマの方が数段面白い作品と成っている。



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